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遠い日の約束。
第2章 動き出し運命

「じゃあ…この後、私の家に来てくれますか?来てくれたら秘密にしてあげますよ」
彼の言葉に絶句する。
それは秘密にする代わりに抱かせろ…と、そういうことだろうと安易に想像はつく。
そんなことを言う人だと思っていなかったに、少しがっかりする。
返事をしない私に彼は続けた。
「帰るまでに考えておいてください。三宅さんとは家が別方向。私と華さんは同じ方向。私の家に来る気があれば一緒にタクシーで帰りましょう。その気がなければ好きなように」
何も感じてないのか手酌で日本酒をついでクィッと飲む。
私は何も言えなくて黙っていると春馬が戻り、何もなかったかのように時だけが過ぎていった。
11時半を回ろうとしている時に、立花さんが切り出した。
「そろそろ帰りましょうか…華さんとは同じ方向ですから…ご一緒にタクシーで…いいですか?」
真っ直ぐに私の瞳を見て、「さぁ、どうする?」と言われているような気がした。
もう…私の心は決まっていた。
男を知らない生娘でもない。
愛がないSEXだって…この世にあることだって知っている。
大事なものを守るために私は…
「そうですね…同じ方向なので……お願いします」
彼の言葉に絶句する。
それは秘密にする代わりに抱かせろ…と、そういうことだろうと安易に想像はつく。
そんなことを言う人だと思っていなかったに、少しがっかりする。
返事をしない私に彼は続けた。
「帰るまでに考えておいてください。三宅さんとは家が別方向。私と華さんは同じ方向。私の家に来る気があれば一緒にタクシーで帰りましょう。その気がなければ好きなように」
何も感じてないのか手酌で日本酒をついでクィッと飲む。
私は何も言えなくて黙っていると春馬が戻り、何もなかったかのように時だけが過ぎていった。
11時半を回ろうとしている時に、立花さんが切り出した。
「そろそろ帰りましょうか…華さんとは同じ方向ですから…ご一緒にタクシーで…いいですか?」
真っ直ぐに私の瞳を見て、「さぁ、どうする?」と言われているような気がした。
もう…私の心は決まっていた。
男を知らない生娘でもない。
愛がないSEXだって…この世にあることだって知っている。
大事なものを守るために私は…
「そうですね…同じ方向なので……お願いします」

