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遠い日の約束。
第2章 動き出し運命

車は国道を通り私の家の近くを通り過ぎて進み、途中でコンビに止まった。
「帰って何か飲みますか?」
「…いいえ…結構です…」
冷たい声で答えると、何も言わずにコンビニの中に入り5分もたたないうちにビニール袋を下げて戻ってきた。
そこから10分ぐらい車に揺られて…車は止まった。
お金を払い先に下りた立花さんのあとに続くことができなかった。
タクシーの中に留まる私に優しく声を掛ける。
「このまま帰りますか?私はそれでも構いませんよ」
その言葉に心を決めた。
逃げても誰のためにはならない。
ならば覚悟を決めるしかない。
ゆっくりと降りて彼の後についてマンションに入った。
エレベーターが押された8階に登っていくほど心臓が早打つ。
鍵が鍵穴に差し込まれカチャリと開き、ドアが開かれた。
玄関の電気をつけ、扉を背にして一言私に言った。
「どうぞ」
言われるがままに中に入り、後ろでドアが閉まりカチャリと鍵を閉める音が聞こえた。
これで後戻りができないと感じ抱かれる覚悟をする。
そのまま中に通されソファーに座るように言われ、借りてきたお人形のように広いソファーの端にちょこんと座った。
「帰って何か飲みますか?」
「…いいえ…結構です…」
冷たい声で答えると、何も言わずにコンビニの中に入り5分もたたないうちにビニール袋を下げて戻ってきた。
そこから10分ぐらい車に揺られて…車は止まった。
お金を払い先に下りた立花さんのあとに続くことができなかった。
タクシーの中に留まる私に優しく声を掛ける。
「このまま帰りますか?私はそれでも構いませんよ」
その言葉に心を決めた。
逃げても誰のためにはならない。
ならば覚悟を決めるしかない。
ゆっくりと降りて彼の後についてマンションに入った。
エレベーターが押された8階に登っていくほど心臓が早打つ。
鍵が鍵穴に差し込まれカチャリと開き、ドアが開かれた。
玄関の電気をつけ、扉を背にして一言私に言った。
「どうぞ」
言われるがままに中に入り、後ろでドアが閉まりカチャリと鍵を閉める音が聞こえた。
これで後戻りができないと感じ抱かれる覚悟をする。
そのまま中に通されソファーに座るように言われ、借りてきたお人形のように広いソファーの端にちょこんと座った。

