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遠い日の約束。
第2章 動き出し運命

ギリギリまで引き抜いて、一気に打ち付けはじめ、私の身体は限界まで押し上げられる。
これが最後…
春馬の限界が近づいてきたのを感じ、私は思いっきり春馬にしがみつき最後のときを待つ。
「華…クッ…逝こう…」
感じさせる動きから感じる動きへと変る。
一番奥深くまで角度を変えて打ち付ける。
胎内は収縮し、一気に春馬のモノを締め上げ最後の時に誘う。
「華…華っ!!!」
「はるっ…春馬っ!春馬!!」
お互いがお互いの名前を呼んだ瞬間に一緒に果てる。
ゴム越しに分かる春馬の白濁。
お互いの汗が分かるほど密着した身体。
これが最後だと思えない程、いとしい人。
荒い息の合間から、春馬の嗚咽が微かに耳に届き、身体に回している手を春馬の頭に移動して両手で包み込み抱きしめた。
全ての愛を込めて…
しばしの間、その体制でお互いの体温を感じ余韻に浸った。
時が過ぎても、涙が枯れることはない。
しかし、このままではいらなれない。
必ず、終わりは訪れる。
春馬が私の中から無常にも抜け落ち、ふたりの愛が終わりを告げる。
後始末を簡単に済ませた春馬はベッド際にすわり顔を両手で覆った。
そして…
何かを吹っ切るかのように散らばった洋服を拾い、すばやく着る。
私は毛布でくるまって起き上がり、声を掛けることもできず、ただ、着替える春馬を見ていることしかできなかった。
「もう…行くわ…」
こちらを見向きもせずに一言だけ口にした。
「…うん…」
それしか言えない。
これが最後…
春馬の限界が近づいてきたのを感じ、私は思いっきり春馬にしがみつき最後のときを待つ。
「華…クッ…逝こう…」
感じさせる動きから感じる動きへと変る。
一番奥深くまで角度を変えて打ち付ける。
胎内は収縮し、一気に春馬のモノを締め上げ最後の時に誘う。
「華…華っ!!!」
「はるっ…春馬っ!春馬!!」
お互いがお互いの名前を呼んだ瞬間に一緒に果てる。
ゴム越しに分かる春馬の白濁。
お互いの汗が分かるほど密着した身体。
これが最後だと思えない程、いとしい人。
荒い息の合間から、春馬の嗚咽が微かに耳に届き、身体に回している手を春馬の頭に移動して両手で包み込み抱きしめた。
全ての愛を込めて…
しばしの間、その体制でお互いの体温を感じ余韻に浸った。
時が過ぎても、涙が枯れることはない。
しかし、このままではいらなれない。
必ず、終わりは訪れる。
春馬が私の中から無常にも抜け落ち、ふたりの愛が終わりを告げる。
後始末を簡単に済ませた春馬はベッド際にすわり顔を両手で覆った。
そして…
何かを吹っ切るかのように散らばった洋服を拾い、すばやく着る。
私は毛布でくるまって起き上がり、声を掛けることもできず、ただ、着替える春馬を見ていることしかできなかった。
「もう…行くわ…」
こちらを見向きもせずに一言だけ口にした。
「…うん…」
それしか言えない。

