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夫を見送った後に…
第3章 再会
白いTシャツの上から黒のロングのキャミソール型ワンピースに身を包む、宇田川を刺激しないようなるべく体の線が出ないゆったりとした服を選びました。

手紙と同封された写真そしてDVDをバッグに入れると私は一度深呼吸をして家を出る。
宇田川の家は電車で二駅離れた所にありました、久し振りにその駅に辿り着くと何も考えずとも足は宇田川の家へと向かってしまう。

車で送迎されるだけで無く学校帰りに何度も通った道…
そしてあの家で宇田川と飽きる事なくセックスに明け暮れた日々、様々なプレイで私を快楽に誘った記憶が蘇る。

『………』
その記憶を何度も打ち消しては蘇ってしまうのを繰り返しつつ私は歩き宇田川の家の近くにある大きな公園を横切る、そこでもかつてセックスした事があるので景色からその時の事を思い出さないよう私は俯きながらそこを足早に通り抜けました。

そして宇田川の家の前に辿り着き門の前で立つ、ここに入ったら自分の意思を強く保てるだろうか?
かつて流されるまま処女を捧げ、そのままズルズルと快楽の虜となった私。

すでに乳首は硬く勃起しショーツはグッショリと濡れてしまっていました、それでも私は意を決してインターホンを押す。

ポーン………
チャイムが一度鳴っては静寂が続く、その静寂は何分何十分もの時が流れているように感じました。

『………はい〜』
宇田川の声だった、私は返事が出来ずに黙り込んでしまう。

『………………夢乃か?』
確信したのか宇田川は呼び掛ける、私は顔をインターホンに近付け震える声で答えました。

『はい………』
『……よく来たな…まぁ入って来い』
落ち着いた声で私を呼び込む宇田川、以前と同じく余裕のある声色に私は胸が高鳴り始める。
そしてゲートを開けてドアの前に立つと、心の中で自分に言い聞かせる。

『大丈夫…大丈夫…必ず何もしないで帰る…ちゃんと話し合えばきっと…』
そう言ってからドアノブに手を掛けゆっくりと開くと宇田川の家へと入って行く。

ガチャ…………
懐かしい景色と匂い、あの頃と何も変わっていない様子に嫌でも記憶が呼び覚まされたしまい私は息を呑んだ。

『久しぶり夢乃…まぁ入れよ』
すぐに宇田川が姿を見せ声を掛けてくる、その変わらぬ醜悪な外見に私はドクドクと鼓動が激しくなり息苦しくなる。
私は黙ったまま靴を脱ぐともう戻れない一歩を踏み出したのです。
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