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アクマと私
第6章 中学三年生編2【樹里 side】
「いいい…ッたあああい!!」

「ご、ごめん!そんなにビックリするとは思わなくて…大丈夫?」

不自然に着地した左足の足首に激痛が走り、しゃがみこんだ私は立ち上がるどころか差し出された日野原君の手をとることすら出来ない。

「事務の人を呼んでくる!」

うずくまる私に日野原君も慌てた様子で塾の事務室に走っていった。




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