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アクマと私
第6章 中学三年生編2【樹里 side】
「いや、樹里ちゃんみたいな彼女がいるなら今の拓磨はきっと幸せなんだなと思ってさ」
「ち、違うって何度言ったら分かってくれるのかな?」
私が否定すると、
「…本当に違うなら、おれが彼氏に立候補しよっかな?」
日野原君は急に真顔になった。
「は…?」
ビックリして二の句をつげずにいると日野原君はプッと吹き出し、
「…冗談だよ、そんなことしたら拓磨に怒られるもんな」
私の頭をポンポン叩く。
「か、からかわないで!」
やっぱり血は争えない。性格が全く違うように見えて、こういうところは拓磨に似てる。
「ち、違うって何度言ったら分かってくれるのかな?」
私が否定すると、
「…本当に違うなら、おれが彼氏に立候補しよっかな?」
日野原君は急に真顔になった。
「は…?」
ビックリして二の句をつげずにいると日野原君はプッと吹き出し、
「…冗談だよ、そんなことしたら拓磨に怒られるもんな」
私の頭をポンポン叩く。
「か、からかわないで!」
やっぱり血は争えない。性格が全く違うように見えて、こういうところは拓磨に似てる。