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アクマと私
第6章 中学三年生編2【樹里 side】
コイツ…なんでこんなに落ち着いてるのよ!私はまだ動悸が治まらないっていうのに。

「また、おいでね」

「はい」

拓磨はにこやかにおじさんに会釈して、さりげなく私の手を握った…





結局、この日『続き』は出来なかった。
なぜなら拓磨の家で、おばあちゃんとうちの母親が『合格おめでとうパーティー』の準備をして私たちを待ち構えていたからだ。




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