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アクマと私
第7章 高校一年生編【樹里 side】
「杏樹」

それまで黙っていた拓磨が、静かに妹の名を呼ぶ。

「タッ君…?」

拓磨の声音がいつもと違うことに、杏樹もすぐ気づいたようだ。

「杏樹が本気じゃないことくらい分かってる。でも『帰ってこなければいい』なんて冗談でも言っちゃダメだ」

「タッ君、怒ってるの?」

「怒ってないよ、ただ悲しいだけ」

そう言う拓磨の顔は、今にも泣きそうに見えた。

「ごめんなさい、タッ君」




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