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アクマと私
第7章 高校一年生編【樹里 side】
それにしてもアイツってば、杏樹を甘やかしすぎじゃない?
8つも年下で、まだ小学生だということを差し引いても私との扱いが全く違う。

自分の妹でもないのに、あの可愛がりようは尋常じゃないと思うの!



「──樹里ちゃん、それってヤキモチなんじゃない?」

「はあ?ナルミちゃん、ちゃんと私の話を聞いてくれてた?」

一体どこをどうしたら『ヤキモチ』などという台詞が出てくるのだろう。




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