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アクマと私
第2章 小学生編【樹里 side】
拓磨は、ちょうど母の視界から外れる辺りで立ち止まっていた。

「…なんか用?」

「祖母やおばさんが何と言おうと、ボクはお前と仲良くする気はサラサラないからな」

「アンタ、やっぱり昨日わざと…」

ヤツは答えの代わりに意地悪そうな笑みを浮かべる。

「ひどい!私がなにしたっていうのよ」





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