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アクマと私
第7章 高校一年生編【樹里 side】
「だ〜か〜ら、もう樹里には関わらないって言ってるじゃないか」

その投げやりな言い方に、また涙が出そうになるけど拳を握りしめて堪える。

「結婚するって言ったくせに、嘘つき」

「え?」

「私の初めて奪ったんだから責任とってよ!」

私は拓磨に抱きつき、その胸を力任せに叩いた。




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