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アクマと私
第7章 高校一年生編【樹里 side】
「日野原君からのメッセージって、もしかして私の写メ以外にも送られてきてるの?」
拓磨は私の問いかけにニヤリと笑う。
「樹里、元気に僕から電話がかかってきたって話したろ?それで自分の送った写メのせいで僕たちがケンカしてるんじゃないかって気にしたみたいでさ『樹里ちゃんを怒らないで』『二人きりじゃなくてお互いの友達も一緒だ』とかいうメッセージを次々よこすんだよね。でも鬱陶しいから無視してるんだ」
「デートが誤解だって知ってたってこと?じゃあ、なんで『日野原君と付き合えば』みたいなこと言ったのよ?」
拓磨は私の問いかけにニヤリと笑う。
「樹里、元気に僕から電話がかかってきたって話したろ?それで自分の送った写メのせいで僕たちがケンカしてるんじゃないかって気にしたみたいでさ『樹里ちゃんを怒らないで』『二人きりじゃなくてお互いの友達も一緒だ』とかいうメッセージを次々よこすんだよね。でも鬱陶しいから無視してるんだ」
「デートが誤解だって知ってたってこと?じゃあ、なんで『日野原君と付き合えば』みたいなこと言ったのよ?」