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アクマと私
第4章 中学三年生編1【樹里 side】
拓磨は私の顔を見て、深いタメ息をつく。
「樹里ってさ、ホントに無神経っていうか何ていうか…」
「なによ、私はただアンタを心配して言ってるんじゃない」
「僕はこういうコトはもっとスマートにやりたかったんだ。タイミングだって、合格してからにするか卒業してからか、とか色々考えてたのに台無しだよ」
「スマート?タイミング?」
もう一度大きなタメ息をつき、立ち上がった拓磨は私の手をとりダンスのようにクルリと回る。
「拓磨?」
「ちゃんと忠告はしたからね?悪いのは僕じゃない、樹里の方だ」
そう言って、拓磨は私をベッドに押し倒した。
「樹里ってさ、ホントに無神経っていうか何ていうか…」
「なによ、私はただアンタを心配して言ってるんじゃない」
「僕はこういうコトはもっとスマートにやりたかったんだ。タイミングだって、合格してからにするか卒業してからか、とか色々考えてたのに台無しだよ」
「スマート?タイミング?」
もう一度大きなタメ息をつき、立ち上がった拓磨は私の手をとりダンスのようにクルリと回る。
「拓磨?」
「ちゃんと忠告はしたからね?悪いのは僕じゃない、樹里の方だ」
そう言って、拓磨は私をベッドに押し倒した。