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アクマと私
第4章 中学三年生編1【樹里 side】
───…


「う〜…まだ痛い〜…う〜う〜…」

まだ何か入っているようなオマタの違和感と鈍痛に悶える私のすぐ横で、拓磨は生き生きした表情で勉強している。

曰く、
「すっごくスッキリした!今なら何でも頭に入りそうだ」
という状態らしい。
その言葉通り、さっきは疲れのせいかくすんで見えた拓磨の顔色がすっかり艶々になっていた。

「…信じらんない。こんなのゴーカンじゃん」




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