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アクマと私
第4章 中学三年生編1【樹里 side】
「なんでそんなにムキになるのか知らないけどさ、ぶっちゃけ僕がすっごく可愛くて性格もスタイルも良い女の子と付き合ったり結婚したらパーフェクトすぎて嫌味だろ?」
「…はい?」
「だから樹里くらいの、特別に可愛いわけでも滅茶苦茶ブスでもない、そこそこ可愛い女の子と付き合ってれば、女子だけじゃなく同性にも変に嫉妬されて足を引っ張られたりする心配がないわけ。わりと素直なとこもあるから『顔じゃなくて性格で選んだんだな』って良いように誤解してくれるかもしれないしね。まあ予想以上に頭が悪いけど、僕はパートナーに学歴は求めな…」
「こーのアンポンタンめッッ」
「痛ッ!?」
私は思い切りグーで拓磨の頭を殴った。
「…はい?」
「だから樹里くらいの、特別に可愛いわけでも滅茶苦茶ブスでもない、そこそこ可愛い女の子と付き合ってれば、女子だけじゃなく同性にも変に嫉妬されて足を引っ張られたりする心配がないわけ。わりと素直なとこもあるから『顔じゃなくて性格で選んだんだな』って良いように誤解してくれるかもしれないしね。まあ予想以上に頭が悪いけど、僕はパートナーに学歴は求めな…」
「こーのアンポンタンめッッ」
「痛ッ!?」
私は思い切りグーで拓磨の頭を殴った。