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隠密の華
第14章 十三

* * *

そのまま何時間か経ち、地下牢は静寂に包まれていた。

私は隣で寝ている設樂様を横目で見ながら起き上がると、静かに牢の扉を開け、ゆっくりと牢から出る。


……やはり会いたい。

寝ずに考えて決めたこと。

もう迷いはない。



「本当に申し訳ありません、設樂様……」



牢の前で小さく呟くと、私は城への階段を足早に上っていった。
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