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終止符.
第13章 ひとり
コンビニで買ったおでんの袋をぶら下げながらアパートの階段を上がる。

純がいた部屋には、奈緒より少し若い女性が一人で住みはじめていた。

隣に明かりが灯るだけで、帰宅した時の寂しさが和らいだ。

奈緒は清楚で落ち着いた物腰の彼女と挨拶を交わす度に、純が残して行った〈警告書〉を思い出し、頬が揺るんだ。


純の下駄箱を覗いてみてよかった…。


『新しく入居する方へ

隣に住んでいる女性には気を付けましょう!

………………』


奈緒はおでんの大根を頬張りながら、純の力強い文字を見つめ何度も読み返した。

字の書き方も父親に似ている。


純が帰国したら何かが動き出すのだろうか。

来月には帰って来る筈だ。



奈緒はバスタブにお湯を張り、冷えた身体を温めた。

ゆっくりと眠りにつきたい。



髪を渇かしてリビングの明かりを消そうとした時、隣の物音が聞こえた。

なにかが壁にぶつかるような低い音が続く。


驚いて耳を澄ますと、物音と同時に女の声がする。


「…っあぁ、っあぁん…いいわっ…あぁっ…たくちゃん…凄い…ンっ…あぁっあぁっ…もっと…ゃん…もっと…あぁっ…」

壁の向こう側は寝室らしかった。純もそこで寝ていた。

奈緒は今更ながら、篠崎との行為を純に聞かれていた事が恥ずかしくなった。

小さな声は聞き取れないが、興奮している二人の声は奈緒の頭の中で映像に変わり、独り身の身体を熱くする。

絡み合う男と女。

壁に両手をつき、後ろから激しく攻められ、自らも腰を振る淫らな女。

慎ましく見える女の本当の姿。


奈緒は壁にもたれて立った。

パジャマに手を入れて乳房に触れる。

「あぁっ…キツイ、ゆみっ…ゆみっ!」

息遣いの荒い男の声がする。

奈緒はもう片方の手をショーツに潜り込ませ、濡れているそこを確かめた。


「 …あぁん、たくちゃん…」


壁に当たる気配がなくなった。


奈緒は足を開き、揃えた指先で濡れた場所に円を描いた。


身体が熱い。

「ハァハァハァ…ンンツ…」

声を堪える。


「あぁっ…たくちゃん、凄くおっきい…あぁん…だめぇ、抜いちゃだめぇっ…」


女はみっともない叫び声を上げた。

奈緒は床に座り込み下着を脱いで壁にもたれた。

奈緒は彼女に嫉妬していた。


髪を振り乱し、反り立つものに突かれて叫びたい。


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