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終止符.
第4章 疼き
「部長、純、森下さん、部長、部長、部長…」
今すぐ篠崎に逢いたかった。
身体が疼き、一人では埋められない欲求が奈緒を襲った。
熱く濡れそぼってくる身体に戸惑いながら、奈緒は初めて自分から篠崎にメールを送った。
『ご連絡お待ちしています。』
精一杯のわがままだった。
直ぐに受信音が鳴った。
沙耶からのメールだった。
『バースデーケーキは美味しかった?
ごめ~ん。
純に奈緒の年齢言っちゃった。
でも彼、絶対奈緒の事が好きだよ。間違いない!
いいなぁ~。
私なら、デートしちゃうわ。
それじゃまたね。』
ため息をつき、気のいい仲間についてきた嘘の数を数える。
篠崎との関係が終われば、後ろめたさも消える。
でも今は…
未来のない関係を続ける意味を問うよりも、愛しい人にかわいがってもらいたい。
この身体を愛撫して、紅く染め上げてもらいたい。
奈緒は裸でベッドに横たわり、乳房や肩、腰を強く抱き締めるように擦った。
とろける場所を指先で確かめ、眼を閉じて深い呼吸を繰り返す。
膝を開く。
熱く舐めて…
舌を押し当てて
優しくすすって
クチュクチュと音を立てながら腰をくねらせ、揃えた指で蜜を絡めながら撫で回す。
「あぁ…部長…きて…」
ゆっくりと出し入れする指で蕾を揺らし、花弁の中心を通って蜜の穴へと戻ってゆく。
指が熱さを伝え、柔らかな肉の壁がうごめく。
痺れだす。
「ハァハァ…部長…あぁ…もっと…もっと…」
締め付ける壁を擦り、腰を振る。
ネチャネチャといやらしい音が響く。
「あぁっあぁっ…うぅッ…ハァハァ…アッ…アッ…部長…い、イク、イクぅ…うぅッ…ハァハァ…あぁ…」
一人のベッドで奈緒は果てた。
しらけた空気に包まれて天井を見上げる。
受信音は鳴らない。
重い身体を起こし、シーツを替えながら、足元に転がっている紙風船を見つめる。
「純……」
奈緒は純の言葉を思い出していた。
「…僕を使って。」
ふと頭をよぎる考えを打ち消しながら、奈緒はシャワーを浴びた。
自分の身体が恨めしかった。
こんな風にした篠崎が憎かった。
待つ身の辛さを思い知らされ、泣き出したい奈緒だった。
抱いて
抱いて
抱いて…
だれか私を満たして……
今すぐ篠崎に逢いたかった。
身体が疼き、一人では埋められない欲求が奈緒を襲った。
熱く濡れそぼってくる身体に戸惑いながら、奈緒は初めて自分から篠崎にメールを送った。
『ご連絡お待ちしています。』
精一杯のわがままだった。
直ぐに受信音が鳴った。
沙耶からのメールだった。
『バースデーケーキは美味しかった?
ごめ~ん。
純に奈緒の年齢言っちゃった。
でも彼、絶対奈緒の事が好きだよ。間違いない!
いいなぁ~。
私なら、デートしちゃうわ。
それじゃまたね。』
ため息をつき、気のいい仲間についてきた嘘の数を数える。
篠崎との関係が終われば、後ろめたさも消える。
でも今は…
未来のない関係を続ける意味を問うよりも、愛しい人にかわいがってもらいたい。
この身体を愛撫して、紅く染め上げてもらいたい。
奈緒は裸でベッドに横たわり、乳房や肩、腰を強く抱き締めるように擦った。
とろける場所を指先で確かめ、眼を閉じて深い呼吸を繰り返す。
膝を開く。
熱く舐めて…
舌を押し当てて
優しくすすって
クチュクチュと音を立てながら腰をくねらせ、揃えた指で蜜を絡めながら撫で回す。
「あぁ…部長…きて…」
ゆっくりと出し入れする指で蕾を揺らし、花弁の中心を通って蜜の穴へと戻ってゆく。
指が熱さを伝え、柔らかな肉の壁がうごめく。
痺れだす。
「ハァハァ…部長…あぁ…もっと…もっと…」
締め付ける壁を擦り、腰を振る。
ネチャネチャといやらしい音が響く。
「あぁっあぁっ…うぅッ…ハァハァ…アッ…アッ…部長…い、イク、イクぅ…うぅッ…ハァハァ…あぁ…」
一人のベッドで奈緒は果てた。
しらけた空気に包まれて天井を見上げる。
受信音は鳴らない。
重い身体を起こし、シーツを替えながら、足元に転がっている紙風船を見つめる。
「純……」
奈緒は純の言葉を思い出していた。
「…僕を使って。」
ふと頭をよぎる考えを打ち消しながら、奈緒はシャワーを浴びた。
自分の身体が恨めしかった。
こんな風にした篠崎が憎かった。
待つ身の辛さを思い知らされ、泣き出したい奈緒だった。
抱いて
抱いて
抱いて…
だれか私を満たして……