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Dollと云う名の奴隷
第21章 消えた記憶
…。私がここに移転してきて数日なのにそのカルテは厚い。
どう言う事何だろう。私の思い出せない記憶の糸口がもしかしてあるかも知れない。
いくら自分のカルテでも見てはいけないもの。
分かってはいても私はそのカルテを見ずにはいられなかった。
静かにページをめくる。
カルテはドクターが見て分かればいいように書いてあるのではっきりとは分からないけど、何ヶ月も前から毎日、点滴が処方されている。
そして…途中から時々、数ミリの薬品が投薬されていた。
私にはその薬品名が何かなのは分からない。
その記述は貼ってはがせるメモに記述してあった。
いったい何故…。
でも、神崎さんにこの不安をぶつける訳にはいかない。
私は不安な気持ちのままカルテをそっと閉じた。
どう言う事何だろう。私の思い出せない記憶の糸口がもしかしてあるかも知れない。
いくら自分のカルテでも見てはいけないもの。
分かってはいても私はそのカルテを見ずにはいられなかった。
静かにページをめくる。
カルテはドクターが見て分かればいいように書いてあるのではっきりとは分からないけど、何ヶ月も前から毎日、点滴が処方されている。
そして…途中から時々、数ミリの薬品が投薬されていた。
私にはその薬品名が何かなのは分からない。
その記述は貼ってはがせるメモに記述してあった。
いったい何故…。
でも、神崎さんにこの不安をぶつける訳にはいかない。
私は不安な気持ちのままカルテをそっと閉じた。