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第7章 地獄の生活

私の持ち物は全て没収されてしまい、外のセカイとは完全に分断された生活が始まった。
親や会社の同僚や上司の連絡ですぐにここから出れると思っていたけどそんな気配はないまま時間だけが過ぎて行く。
私はお風呂と決まったトイレの時間以外はベットの金具に両手足に装着された枷に南京錠で拘束されて数センチも動かせない。
食事は点滴での栄養摂取のみ。
目隠しされて、口にはリングが付いていて口が閉じれない様になっている口枷が常に装着された。
毎日、微かに聞こえる音だけのセカイでの生活。
ご主人様はこれといって何かの要求をしてくる訳ではなかった。

そんな毎日がどの位たったのか、入浴時でもないのに目隠しが外された。
部屋の照明が眩しくて目が開けられない。
「 ルカ、今日からキミに色んな事を覚えてもらうよ。」
突然のご主人様の言葉に私は恐怖さえ覚えた。
でも、逆らう訳にはいかない。
「 はい。ご主人様。」
私はいつしかこの言葉しか言わなくなっていた。