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Dollと云う名の奴隷
第9章 絶望
痛みの恐怖で声さえも出なかった。
目を瞑ってただ、耐えるしかない。
長いのか短いのかそんな感覚もない時間が過ぎた。
気が付いた時には私はベットの上だった。
意識を失っていたみたいで途中からの記憶がない。
いまは、手足首に付けられた枷がベットに付いている金具に拘束されている。
乳首のネームプレートは外されていたけどズキズキする痛みはそのままだった。
身体中が真っ赤に腫れていて所々、切れて血が滲んでいるのが見える。
少し動くだけで激痛が走った。