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第17章 刻印

「 これでご主人様の名前が私の身体に？」
恐る恐る質問する。
「 いや、1度や2度くらいでは傷は再生してやがて消えるからね。何度もこうやって刻印して細胞が再生しない様に入れたら痕が残るからね。」
何度もこの痛みに耐えなけれいけない恐怖。
でもきっと、またいつもみたいに慣れてしまう…。
私はぼんやりと心の中でそんな事を考えていた。

「 ルカ。すごいよ。濡れてる。」
ご主人様の手が私の秘部に触れる。
「 んぅっ。」
思わず声が漏れてしまう。
恐怖を感じる刺激が私の中で性的快感に変換される。
脳が恐怖回避の為に行う変換作用が死を伴うまでいかなくても働く様になっていた。