この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
幸せの欠片
第8章 悟の出張
 もう、呂律も回っていない状態になっていた。


「さぁ、言ってご覧なさい。アリアは好きですか?」

「好きですぅ……あぅ……」

「じゃあ、特別な関係?」

「違いますぅ……」

「でも、アリアに触られると気持ちがいい?」

「はい、気持ちがいいですぅ……」

「アリアは上手ですか?」

「はい、上手ですぅ……」

「痛いのとアリアにしてもらうのと、どっちがいいですか?」

「それは、アリ……、両方です……」

「そうですか。では、このバイブを後ろの口に咥えてもらいましょうか……」

「いやぁ……無理ですぅ……」


 アナルには、指だけでも苦しいのに、想像するだけで恐ろしかった。


「ちょっと痛いけど、大丈夫ですよ」


 櫂は、フッと失笑するような笑い方をした。


「ゆるしてぇ……」


 その間にも蜜壺の中で暴れていたバイブに責められ、麻衣は何度目かの絶頂を迎えていた。


「さぁ、痛いのも好きなのでしょう? それともアリアの方が好き?」

「痛いのは、夫とだけで許してくださいぃ……あぁーん」


 長い時間、高みをさまよい続けたせいか、もう頭が混乱していて、麻衣は自分が何をしゃべっているのかさえ、わからなくなりかけていた。


「まぁ、いいでしょう」


 そう言うと、櫂は手を休めた。


「今日は合宿ですから、この後、またお散歩の練習をしてもらいます」


 ようやく縄が解かれ、手足が自由にはなったが、そこからまたアナルプラグを入れて四つん這いになり、歩く練習をした。

 これで歩く練習は三日目だったが、櫂は少しも手を抜かずに、しっかり見ていた。
 

「ほら、お尻が下がって来ていますよ」


 そう言いながら、先の分かれた鞭を振るって来る。

 麻衣も、この鞭の程度の痛みなら、快感に置き換えられるようになっていた。

 麻衣にとっては長い時間が過ぎ、ようやく櫂が「終わりです」と言ってくれた。

 櫂が呼んだらしく、アリアが入って来た。

 麻衣には理解ができなかったが、二人は英語で会話をして、アリアが一方的に謝っているように見て取れた。

 麻衣のせいで、アリアが叱られたのではないかと気になったが、アリアは特に臆した様子もなく、麻衣をバスルームに案内してくれた。
/112ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ