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俺の大好きなあまのじゃく
第2章 ありったけの愛を空っぽのグラスに
絶対変わらないし 那智だけだもんって 仕方無い ゆっくり腕を引き屈んだ鷹虎にキス
「約束のキスだ 僕がよそ見しないぐらい格好良い鷹虎になって帰って来いよ 弱音も泣き言も聞いてあげるから電話して 沢山励ましてあげるから」もう一度キス ん?ヤバイ目が
「柳さん!話済みました 鷹虎を連れて行ってください!」襲い掛かりそうな鷹虎を柳さんが羽交い締め
「奥様にこれ以上負担をかけないでください」鷹虎が暴れてもびくともしない「那智!約束だからな 何でも1つ願いを聞いてもらうからな 抱き潰して部屋から出してやらない 那智じゃなきゃ心も身体も反応しない責任とってもらうからな!」監禁が願いか ため息しかでないな 仕方無い 心変わりもあるかもだし
「柳さん 鷹虎を宜しくお願いします」頭を下げる僕に「ほんとに素晴らしい奥様だ こんな暴れん坊には勿体無すぎる」まだぎゃあぎゃあ言ってる鷹虎を引きずり病室を出ていく 静かになった
「椿 那智か実感ないな」小さなノックの音 此処は個室だから僕に用事かな?「どうぞ」
「那智お嬢様?」多江さんだ「ありがとう 助けてくれて多江さんがいなかったら僕は死んでたかも 命の恩人だね」笑う僕に 良かったって泣き出す
「那智さま 鷹虎様が新居まで用意してくれて 私も近くに 終身雇用だって年老いた母と暮らせます」多江さんは今は独身 施設にいるお母さんがいるって言ってた 良かった「多江さんこれからも宜しくお願いします」僕の言葉に何度も頷く
眠ってる間に世界が動き出した 僕も覚悟を決めなきゃ
多江さんが帰って行って ゆっくりベッドにいつの間にか寝てしまった 


「おはようございます 点滴外しますね 顔色も良くなったし先生も明日退院して大丈夫って言ってましたよ」僕の顔を見て少し笑う ?なんだ
「ごめんなさい 旦那さんほんとに大好きなんですね 運ばれてきてからずっと手を握って那智って何度も繰り返し 秘書の方が大丈夫だからって言っても離れなくて側にいるって用事で出ていかなきゃならないのに嫌だって何も食べないし 倒れちゃうしそんな姿見たら貴女が呆れ顔になるって言ってやっと 羨ましいぐらい一途でまわりなんか全然見えない感じ 私に  
「やっと手に入れた大事な人なんです 彼女を失ったら生きる意味も進む道も失います」って」笑ってる
監禁決定か 恥ずかしすぎるな 
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