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俺の大好きなあまのじゃく
第2章 ありったけの愛を空っぽのグラスに
「すいません」僕が言うと「羨ましいって思ったのよ でもこんな美人さんだったら私もメロメロかも」そこに「駄目だからな 那智は俺のだ!」来やがったな「リップサービスだ 恥ずかしい奴め」笑いながら出ていく看護士さん
「鷹虎何時出発するんだ?」行かないってまだごねてる
「おはようございます よく眠れましたか?明日退院ですね 新居に案内します 鷹虎様は来週出発して私も同行します 落ち着きましたら私は行き来しましてお二人の秘書として働きます」優秀なんだろうな
「鷹虎 これから宜しく あんまり柳さんを困らせるな 僕は覚悟を決めた」じっと鷹虎を見詰める
「那智離れたくない だけどこれが二人の試練なら受けてたつ」お前は侍か
「だそうです 柳さん録音しましたか?」ニッコリ頷く「優秀な秘書を鷹虎に付けてくれてありがとうございます 鷹虎の妻として恥を欠かせないように努力していきます」病室の入り口に貫禄のある紳士が
「貴女が那智さんですね バカ息子が結婚してくれて家を継ぐと言い出した 新婚なのに離ればなれにさせて申し訳ないが」鷹虎に似てる「無理を通してくれたんです どんな条件でも受け入れます」揺るがないこれは覚悟
「そうだ自己紹介がまだだったね 私は椿 剛志   椿グループのトップをさせてもらってるよ 宮園 那智さんこれからは椿 那智になったね しかし綺麗だな鷹虎にはもったいないなぁ」鷹虎が僕の前に
「那智の覚悟を受け止めた 留学をして離れても気持ちは変わらない あんたの言う条件を二人で乗り越えてみせる」なんだかこれは大事になってきたな
「ご挨拶が遅れてすみません こんな」僕が言う言葉を「堅苦しいよ 君はもう娘みたいなもんだよ うちは鷹虎だけだから嬉しくて妻も大喜びで 宜しくね 君のご実家には話を通してあるから安心して」ありがとうございます 動き出した僕の未来 
「とりあえずゆっくり休んで 明日から宜しくね」優しい笑顔 有り難い言葉「またね」って柳さんと病室を出ていく
「那智 離れたくない」まだ言ってるよ「僕が信じられないなら出ていけよ」そうじゃなくて
「触れてたい 抱きしめてたい狂い出すぐらい近づくもの全てに嫌悪して嫉妬する」病気だな「で僕にどうしろと 留学中は自宅から出るなってこと?」
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