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俺の大好きなあまのじゃく
第2章 ありったけの愛を空っぽのグラスに
翌日目が覚めると「気分はどうですか?」看護士さんが「大丈夫です」ゆっくり起き上がると「もう少し寝てて大丈夫ですよ 旦那様何度も見に来てたんですよ あんなに愛されてるんですからもう無茶したらダメですよ」頷くと
「おはようございます 奥さま着替えられますか?お手伝いしましょうか?」真顔で言われて思わず笑ってしまう
「大丈夫です 何から何までありがとうございます」」僕の言葉に「私も奥様が大好きですよ」ニッコリ なんだかつかみきれない人

「てめぇ那智は俺のだ 表に出ろ!」煩いのがきたよ「鷹虎 冗談もわからないのか?からかわれてるんだよ 着替える 出ていって」二人が出ていき看護士さんが笑って「私も また後で」静かになった

目立たないように毎日を無難に過ごす事 それが僕の生き方だった ただなんとなく日々をこなしてくそれがいつの間にか結婚て 実感も何もない
愛が永遠なんて保障すらない 儚い泡のよう

強くなるために今出来ることから始めよう 蜘蛛の糸にすがるのは惨めになるからサヨナラのために強くならなきゃ
光りの中歩く鷹虎 影の中から出れない僕 
太陽と月 永久に交わらない漸近線 
太陽を向けない出来損ないの向日葵 

サイズまで把握されてるとなんだか気持ちが悪い 僕は何も知らない鷹虎の事を 知ろうともしなかった
真っ直ぐに目をそらさない君の心を僕は知っていけるのだろうか?まだ霧の中 光を探そう僕なりのやり方で

「那智 入って良い?」鷹虎の声 答えない僕に焦れて「那智!返事して」ほんとに面倒 けして扉を開けない 気を使ってくれるなら声のトーンをおとせよ
「良いよ」溜め息混じり 勢いよく入って来て
「可愛い てか良いね 想像以上 大好きな人に服を贈るのは わかってる?」ほんとにこう言う所がウザイ てか無視
「柳さん居ますか? 着替えました すいませんが退院の手続きを宜しくお願いします お世話になります」ベッドの脇に立ち頭を下げると
「奥様止めてください 私の仕事なんですから 何でもします 奥様の為なら」てめぇ那智は!
「うるさい鷹虎 病院だ此処は 仕事で来てくれてるんだわかるだろ」僕の言葉に鷹虎がとまる 渋々 宜しくお願いしますって ほんとにこの先大変そうだ

先生や看護士さんに挨拶をして車に
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