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俺の大好きなあまのじゃく
第2章 ありったけの愛を空っぽのグラスに
「このまま新居でよろしいでしょうか?荷物は多江さんに纏めていただきましたが何かありましたらなんなりとお申し付け下さい」柳さんが心配そうに 何も尋ねない 実家に寄らない訳も僕の家庭事情も
「ありがとうございます」僕の言葉に口をつぐむ


「此方です」綺麗なマンション 最上階全部が住まい 黙ってた鷹虎が急に「柳ありがとう 此処からは俺が案内する」有無を言わせない低い声
「了解しました また明日」頭を下げて帰ってしまう
なんだか嫌な予感
「那智やっと二人きりだ」急にお姫様抱っこ 最上階はエレベーター別なんだって奥に カードキーと六桁の暗証番号で扉が開きエレベーターもカードキーでボタンも何もない

「離したくない やっと手に入れたんだ」嬉しそうな声に不安でしかない
降りると両脇鏡 鏡の先に扉 カードキーで 左が応接室 右は本棚?「この奥が二人の部屋だよ」本棚を押すとカチリと音 横に引くとまた扉 なんだよこれ

最上階広いリビング アイランドキッチン どんどん奥に 後で説明してあげるって

ゆっくり降ろされて 広すぎて把握出来てない僕に膝まずき「那智結婚してくれてありがとう まだ何も持たない俺だけど貴女を守るため強くなります 離れても心は何時も那智だけを愛しています」真剣な顔
「ありがとう」頭がついてかない そう言うのが精一杯 ゆっくり手をとり左の薬指にキラキラした指輪
「約束の証し もう離さないから」怖すぎる一言 またピッタリ 鷹虎の本気を軽く考えてたかも
頷くと立ち上がりぎゅって 絞め殺されそう 
まだバランスの取れないシーソー 僕の足は空を蹴る 重すぎる鷹虎の愛 戸惑い揺れる振り子

「那智の初めては全部俺の物だよ」また抱き上げてお風呂入ろうって 離してくれ!一人で入るから
「ダメ」って嫌な予感的中 

広い脱衣場で服を脱がされる 下着姿の僕に
「あぁ堪んない」舌なめずり 卑猥過ぎる「いただきます」骨まで食べられそうだな 明日学校行けるか心配になる
「鷹虎手加減しろよ!頼む明日大学に行きたい」少しの思案顔 却下 ってなんだよ 

「とりあえず洗ってあげる」素早く裸になる鷹虎 下着だけの僕を浴室に 
手にたっぷりボディソープを泡立て身体中を撫で回す 下着をとり裸に
「美味しそう 綺麗な身体 ベッドまで我慢できるかな」目がヤバイ 鷹虎が暴走モード 生け贄決定



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