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俺の大好きなあまのじゃく
第1章 苦しい渇望
「食べて来たんだ ありがとう」心配顔の多江さん少し痩せたとかブツブツ言いながら後ろを付いてくる
「大丈夫だよ 明日朝食べるから残してて」そう言って部屋に家を出たくても父が許してくれない 鳥かごの中 年の離れた兄が政策秘書で僕は要らない子

疲れた 明日は朝から大学だ


大学に向かういつもの道 高級車が止まってる 
「那智」車から降りてきたのは鷹虎だ なんだってんだ
「なんだ」僕が言うと「ごめん付き合ってくれないか」口許にハンカチ ヤバイゆっくり意識が遠のく

***********
華奢な身体 綺麗な顔 強気な瞳初めて合った時から虜になってた ほとんど笑わない無機質な表情 僕って言う違和感
大好きだと告げた 靡かない人などいない天狗になってた。「何が?他当たれ僕は愛など信じない」冷たい反応 打ち砕かれたプライド
何度も見掛ける度にどんどんハマってく
他の女を抱いても虚しくて 大学で見付けたとき心が騒ぎだした
体が勝手に動いてた 捕まえたい

ごめん 君しか見えないんだ
**********

目が覚めると手足がベッドに繋がれて身動きができない 何が?どうなってるんだ
広々したベッドルーム 高そうなアンティークな家具

「那智目が覚めた?ごめんもう少し付き合って」鷹虎?なんだ僕がなにしたんだ?!
「那智俺の子を産んで そしたらもう二度と那智の前に現れない その子を大事に育てるから 気が狂いそうなんだ何も手につかない」泣きそうな顔 
「鷹虎 強姦は犯罪だ 何でその発想になるんだ 頭良いんだろ 何で告白から始めない?何で僕に固執する?お前なら選り取りみどりだって言わなかったか?」うつ向く鷹虎

「鷹虎!」僕が叫ぶと「告白してもあっさり断ったくせに」こいつは子供か
「だから腹いせにこんな事を?馬鹿げてる」ベッドに近づき土下座して鷹虎が「付き合って下さい。気が狂いそうなんだ 好きすぎて何も手につかない どんな条件でも叶えるから」土下座したまま動かない

「何で僕なんだ?」聞いてみる「那智の全部が好きなんだ 一番はその瞳」ため息しかでない
「付き合ったら僕にメリットは?」鷹虎が顔をあげて「那智が望むならなんでもしてあげる」とりあえずこの拘束を取ってもらいたい
「付き合うって言ったらこれ取ってくれるか?」鷹虎が僕の顔じっと見て「外したら考え直すって言わない?もう離せないよ」
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