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俺の大好きなあまのじゃく
第2章 ありったけの愛を空っぽのグラスに
お風呂で隅々まで洗われて
「ダメだこのままじゃ那智を壊してしまうかも」って 息が荒いよ
身体を拭いて 髪を乾かして「先にベッドに」って
歯を磨いたら寝室を探す 着替えは鷹虎の洗濯済みのTシャツにボクサーパンツ それしかない 僕は裸か?腹が立ったのと嫌がらせで着てみた 少し大きいけどとりあえず僕の荷物どこだ?
しかし広い あちこちに扉
寝室を見付けた 眠気が急に キングサイズのフカフカ倒れこんで夢のなか
*****
病院を退院して真っ直ぐ新居に 那智には帰る場所が無いんだろうか 結婚もまるで他人事
那智の孤独を知らない なぜあんなに俯くのか?綺麗な薔薇の花でさえ色褪せてしまうほどの美しさ
まだ信じられない 結婚してくれたなんて
これから離れて暮らさなきゃならないのに離れたくないほどの狂おしい独占欲
那智の全てが知りたくて 少しの余所見さえ許せない
いっそ孕ませて俺の全てを刻み付けがんじがらめにしたいのに子供にさえ嫉妬してしまいそうな自分がわかるから今は無理だ
那智 貴女の心を見せてください 寂しさも葛藤も両手広げて受け止めるから まだ頼りない?
強くなる 那智が安心してくれる場所が俺の腕の中になる様に
てか俺の服?!那智が着たのか?
簡単に身体を拭いて隣の部屋に クローゼットから適当に服を選んで那智を探す 二人で暮らすには広すぎる部屋数 だけどセキュリティがしっかりしてる事 大学から近い事 色んな条件を考え決めた
株で儲けたお金で親父には頼りたくない 留学のお金も 漠然としてた未来が形になる
「那智?」寝室を開けると 見付けた てかまた寝てるよ 緊張感ゼロ 危機感ゼロ 俺の事男と認識してる?
女なら皆俺に媚びたのに 彼女と言うよりセフレ だけど俺の心を捕まえたのは那智だけ どうしようもなく惹かれて焦がれてしまう 身体の内側から焼かれる様な熱をもて余す
「ダメだこのままじゃ那智を壊してしまうかも」って 息が荒いよ
身体を拭いて 髪を乾かして「先にベッドに」って
歯を磨いたら寝室を探す 着替えは鷹虎の洗濯済みのTシャツにボクサーパンツ それしかない 僕は裸か?腹が立ったのと嫌がらせで着てみた 少し大きいけどとりあえず僕の荷物どこだ?
しかし広い あちこちに扉
寝室を見付けた 眠気が急に キングサイズのフカフカ倒れこんで夢のなか
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病院を退院して真っ直ぐ新居に 那智には帰る場所が無いんだろうか 結婚もまるで他人事
那智の孤独を知らない なぜあんなに俯くのか?綺麗な薔薇の花でさえ色褪せてしまうほどの美しさ
まだ信じられない 結婚してくれたなんて
これから離れて暮らさなきゃならないのに離れたくないほどの狂おしい独占欲
那智の全てが知りたくて 少しの余所見さえ許せない
いっそ孕ませて俺の全てを刻み付けがんじがらめにしたいのに子供にさえ嫉妬してしまいそうな自分がわかるから今は無理だ
那智 貴女の心を見せてください 寂しさも葛藤も両手広げて受け止めるから まだ頼りない?
強くなる 那智が安心してくれる場所が俺の腕の中になる様に
てか俺の服?!那智が着たのか?
簡単に身体を拭いて隣の部屋に クローゼットから適当に服を選んで那智を探す 二人で暮らすには広すぎる部屋数 だけどセキュリティがしっかりしてる事 大学から近い事 色んな条件を考え決めた
株で儲けたお金で親父には頼りたくない 留学のお金も 漠然としてた未来が形になる
「那智?」寝室を開けると 見付けた てかまた寝てるよ 緊張感ゼロ 危機感ゼロ 俺の事男と認識してる?
女なら皆俺に媚びたのに 彼女と言うよりセフレ だけど俺の心を捕まえたのは那智だけ どうしようもなく惹かれて焦がれてしまう 身体の内側から焼かれる様な熱をもて余す