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俺の大好きなあまのじゃく
第3章 月夜に思う愛しき面影
「離れたくない」空港に来てまで愚痴り出す鷹虎を無視
「柳さん鷹虎を宜しくお願いします」頭を下げる僕にニッコリ笑って はいって
まだブツフツ言ってる鷹虎の背中を力強く押して
「しっかり勉強して帰って来たら何でも1つ言うこと聞いてやる」振り向かない これは二人で決めた事


小さくなる飛行機 僕がやらなきゃならないこと
何にも知らない 料理もこれからの生活をキチンと考えなきゃ


大学に行きながら資格の勉強 栄養士や料理の勉強もとりあえず何でもやってみる
時々鷹虎から連絡はあるけど敢えてそっけなく 

柳さんが家に 鷹虎の報告がてら
「大変なんですよ 鷹虎様必死にカリキュラムをこなして誰の誘いも全部断って何としても貴女の元に帰りたいんでしょうね 男性が好きなんじゃないかとか色々噂をされてますが本人は知らないふり」それじゃ楽しくないじゃないか もう!バカ鷹虎

その夜電話が「「那智会いたい」」そればかり ウジウジ面倒だな
「「鷹虎友達を作れ 楽しんでこいよ 帰って来たら忙しい毎日になるんだから」那智が冷たいとかほんとにウザイ
「「楽しんでる様子をまた電話してくれ!鷹虎 僕はお前の事縛り付けてるのか?指輪は外してない それが僕の誠意だ もし心変わりしても責めないよとにかく僕はせっかくのチャンスをいかして欲しい」」電話を切る手に力が入る わかってる出会いがあれば鷹虎は魅力的だ 家柄も顔も申し分ない モテるだろうし遊びでも良いって思う女の人だって だけど信じてる いつの間にか好きになってた 
離れてる時間が残酷だと思うほどに バカ鷹虎僕だって会いたいよ 
胸が苦しいぐらい 痛みにもがき苦しむ

鷹虎の電話にも出れない「帰って来て抱きしめて」叫びだし泣き出して困らせたくない
待つ時間 長く感じるザワザワした感覚
サヨナラを告げられる夢 貴方の心に僕は居ますか?

時間だけが残酷に遅く 焦りや苛立ち 

「ため息また なっちダメよ幸せ逃げちゃう」紗那の声にゴメンねってだけど藻掻く程に瘡蓋が剥がれて血が出るみたいにグズグズ治らない傷 心が血を流し続けてる 小さな傷が膿んで深くなるのにどうして良いかわからない 痛みさえ今は生きてる事を確認する術なんてとうとう頭がどうかしてる
「大丈夫よ 鷹虎さんならなっちこんなに綺麗なんだもん 私でさえたまに見とれちゃうんだから」
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