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俺の大好きなあまのじゃく
第3章 月夜に思う愛しき面影
ココアをぎゅって 小さくニャァって鳴いて見つめる瞳に癒される


「おはようございます」デスクに座り仕事のメールのチェック 担当の先生が来るまでに今日のスケジュールを纏める

「おはよう」僕の側にスケジュールの打ち合わせや資料を渡して忙しい一日の始まり

「椿さん一緒に来て」先生に付いて車に「確か行政書士と司法書士の資格持ってるよね?君の専門分野だから」個人宅の相談らしい


大きな一軒家 遺言書の作成や会社の今後 色々と細かく 話を聞きながら書類にしていく

「ありがとう 宜しく先生」クライアントが満足そうに 終わった さぁ帰って纏めなきゃ

「ご飯食べて行こう 美味しい蕎麦屋があるんだ 奢るよ」少しなら大丈夫か

賑やかな商店街の外れ住宅街の一角に暖簾が 古い古民家みたい
「いらっしゃいませ」奥に通され向かい合わせに座り注文してから急に僕の顔をジッとみる
「椿さん何でパラリーガルに?君なら他の選択肢もあったろ?今は堅苦しいの無し 俺の事も先生はやめて風尾 響 ひびきでもかざおでも」いやいや無理でしょう 悩む僕に笑い出す 
「じゃあひびきで 年近いだろ 弁護士としてはまだ若造だけど優秀だよ ナチが俺に付いてくれて助かってる 司法書士や行政書士 その他にも沢山の資格 始め聞いたとき頭でっかちのガリ勉の男が来るって思ってた そしたらとびきりの美人」ナチって 男の人に免疫ないし対応に困る
しかし優秀 ストレートで弁護士になったんだ 一年先輩に付いてたって言ってたから

「優秀なんですね 私はとにかく資格が欲しくて パラリーガルは秘書検定受けた時に知って 裏方の仕事の方が向いてるから」真っ直ぐに見つめる瞳 なんだか怖い 

「お蕎麦来ましたよ」良かった間が持たない お勧めするだけあって良い匂い

「いただきます」美味しい 「旨いだろ」頷く姿に なんか所作が綺麗で見とれるって 自分ではわからないんだけど 

「椿さん立ち入った事聞いて良い?旦那さんはこの仕事に理解あるの?」食べ終わり一息ついたとき唐突に 鷹虎には言ってない どう説明しよう

「今海外に行っていて 帰って来たら話そうと思ってます 心配掛けたくないですし」じゃあ今一人?ゆっくり頬に触れて
「猫と」呟く僕に そうなんだって この雰囲気キャパオーバーなんだけど 先生の目が獲物を見つけた感じで怖い





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