この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
俺の大好きなあまのじゃく
第3章 月夜に思う愛しき面影
「さぁ仕事ですよ 帰って資料纏めなきゃ 相談も一件ありますよ」僕が言うと 真面目だなって 了解って ゆっくり立ち上がる 慌てて後を追う

バタバタと時間が過ぎパソコンの前沢山の資料
少し遅くなりそう 多江さんは3日に一度位の間隔で来てくれてるから今日は大丈夫 遅くなり過ぎると心配するしストーカー騒ぎの時は多江さんの方がパニックで鷹虎の秘書の柳さんに相談
「大丈夫ですよ」って言われたけど心配性に拍車が掛かった

「椿 仕事終わりそう?」明日の予定を纏めれば大丈夫かな 側に来て「呑みに行く?」だって 
「残念 もう少しなんで片付けてから」横に座って待ってるって ジッと手元を見て 綺麗な字だなって
指に触れ 細いし長い指呟き指輪を眺めてる
「遣りづらいですよ先生 仕事してもらいますよ」僕の言葉に「ひびきだよ 手伝うよ」じゃあ明日の予定を打ち合わせ それで終わり

明日直ぐに仕事出来る様に纏めた仕事とパソコンを隣の資料室に鍵を掛けてさぁ帰ろ
「ねぇナチ 俺は恋愛対象になんない?」なんないかな「対象外でお願いします」笑う姿に真剣なのにって

「じゃあ呑み行こう 歓迎会もまだだし」部屋を出ようと扉に手をかける僕を後から閉じ込め 好きになったかも だって
無理でしょう「呑みに行きませんよ」僕が言うと万歳して「今は逃がしてあげる 行くよ」だって どんな顔して良いかわからない 
部屋に鍵を掛けてセキュリティを作動 弁護士には一人一人に部屋が与えられ警備も厳重 パラリーガルが何人か付いてる人もいるけど先生は要らないって言ってたらしい だけど資格の多さに興味を持って渋々了承「俺より優秀でビックリした」って言われた
自信家の先生らしい誉め言葉

歩いて電車で一駅ビルの最上階 高そうなお店
「フレンチだよ」って 

ワインと美味しいお料理
「ナチ 旦那はどんな人」ほろ酔いの先生 指輪をしてる左手を両手でぎゅって
「先生呑みすぎですよ」ひびきだよって「ひびき先生?」答えない「ひびきさん」手を引っ込めようとしても離してくれない 酔っぱらい?
「ひびきさん離して下さい 帰りましょ明日も仕事ですよ」嫌だって子供みたい ねぇナチ話してって
鷹虎は「太陽みたいな人です 強くて優しくて笑う姿はいたずらっ子みたいですけど」フーンって
「好きなの?」好きなんだと思う「ここからはプライバシーの侵害ですよ先生」
/52ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ