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俺の大好きなあまのじゃく
第3章 月夜に思う愛しき面影
側にいないから不安になる 心は囚われたまま

「ナチ送ってよ 一人じゃ帰れない」子供みたい「ダメですよ お会計お願いします」
僕だってわかるよ 先生の気持ちには答えられない
「ばれたか 奢るよ」カードで払ってくれる しっかりしてるじゃん
ご馳走さまでした僕が言うと 手を引っ張られ奥にいきなり唇に軽くキス
「酔っぱらいだと思って」ぎゅって抱きしめ首筋にキス 爽やかな香水の香り 
「ひびきさん 離して下さい」ぎゅっが苦しい「ひびき離して」ゆっくり離れて「ナチ遊びでも良い 寂しかったら俺を呼んで」指輪に嫉妬したって
「ダメです 私は対象外!」僕の言葉をキスで塞ぐ 
名残惜しげに離れて「本気だから」って なんなんだか
「仕事遣りづらいから今後は接触禁止ですよ 帰りましょ」手を繋いでそれは嫌って歩き出す
「僕が困ります 仕事取り上げないでください」僕?しまった!ニヤリと笑って良いねって
「ナチの一人称は僕なんだ てことは巨大な猫被ってるな ゾクゾクしてきた」慌てて私はって言っても 
「無理 ナチまた明日」軽く頬にキス 先生はタクシーで 僕は電車で

疲れた 帰ってシャワー ベランダにゆっくり足下にココアが 月明かり重ならない想い
苦しい重怠い気持ち 他に向けないように縛り付けたのは鷹虎だけ 大好きの呪縛
「会いたい」呟く僕にココアが摺より小さく鳴く

この頃眠れない 明日から先生にどう接して良いかわからない
男の人に免疫ないし彼は意外と野心家だ 僕の家柄が彼の心を捉えたのなら利用されるだけだろう
バカ鷹虎帰って来いよ 自分から連絡できない弱虫
もしもを考え出すと息が止まりそう 

携帯を握りしめ覚えてしまった番号をなぞる
邪魔したくない だけど叫びだしたくなる 抱きしめてと
月を見上げ焦がれるほどに貴方を想う 
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