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俺の大好きなあまのじゃく
第4章 太陽の帰還 
「わかりました 後何件か有りますのでそれが終わり次第連絡します」僕のスケジュールは先生のパソコンの中 手を離さないまま操作して
「了解 7時過ぎには事務所に戻れるね 書類を精査してそれからだね」仕事宜しく 不意に引き寄せ 待ってるからって首筋にキス 頭を下げて事務所を出る

役所に行ったりクライアントに会ったり先生の仕事の調整 膨大な量の案件を緻密に組んでいく
僕に出来る事は書類にして確認をしてもらう

一段落 帰りたいな 書類を見つめてため息
野心家の先生 仕事が苦にならない勉強家で負けず嫌い 学ぶところは多いし尊敬もしてる けど

恋愛初心者どころかスタート位置から動かずゴールしたみたいな僕を見つけなくても 先生なら選びたい放題だろうし実際受付の女性スタッフに声掛けられてるのを見た事もある

時間はもうすぐ7時 今どこって先生から
戻るしかないか スマートな断りかたも駆け引きもわからない僕にどうしろと 困惑しかない
「お疲れさまです」事務所に帰るとちょうど中堅どころの女性の弁護士の人が帰るみたい

「ねえ貴女は確か風尾先生のパラリーガルね ストイックだし仕事大変?」いきなり聞かれても
「大変ですが学びも多くやりがいがあります」僕が言うと そうって 
「移動する気ない?」今のところは まぁ良いわ 又ゆっくり話しましょう名刺を僕の手に またね
何だったんだろう?

「戻りました」正面は応接室 横の扉が事務所に奥が資料室 事務室は専用のカード鍵で開ける

「先生?」応接室を開けると書類を片付けてるところで此方を振り向く 終わったよって

「風尾先生?下に相談者の奥様が」他のパラリーガルの人が呼びに来た 受け付けの人達は帰った後だから
「なんだろう?」気になって一緒に下に

セキュリティゲートを通り外に
「主人に離婚を勧めたんですか?」いきなり何か振り上げた気がして思わず先生を突き飛ばす

痛い!肩に何か当たったらしい
「大丈夫ですか?!」警備の人が直ぐに捕まえる 血だらけの手で  アイツが悪いのよ!叫んでる

「貴女はそうやって思い込み過ぎる 毎日帰る度に浮気してるだの 誰と呑みに行ったの問い詰められ旦那さんはしんどかったそうです 子供でもいればまた違ったんだろうと疲れた顔してました 
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