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俺の大好きなあまのじゃく
第4章 太陽の帰還 
忙しい毎日 余計なこと考えなくてすむ
資格は夢中になってとりあえず片っ端から全部
弱虫な自分に自信をつけたくて
実家には2度と帰らない その為の武器
「私は裏方が良いので」グイグイ近くに ふーんって猫にばったり会ったネズミ 息さえ出来ない
重苦しい沈黙 静かに息を吐く あの 戻ります 小さな声で
「ねぇ私の事務所に来ない?」一年後に独立するからって パラリーガルの仕事が今は楽しい 何も答えない僕に ゆっくり考えてみて何度でも口説くから 自信ありげに笑う姿は羨ましいほど
頭を下げて部屋を出る はぁ何だか疲れた 
部屋に戻って残りを終わらせて帰ろう

「どこ行ってたの椿?」ヒィびっくりした 先生が部屋の前に 神林先生に頼まれた仕事を持って行ってた所です 先生こそお休みなはず
「先生こそ」来ちゃ行けない?なんか期限悪そう 横を通り過ぎようとすると
じっと見てる なんか感じ悪い 事務所で仕事の整理と他の先生との調整 
「傷は平気?」かすり傷だしそれよりあの人は?手が血だらけだった 
「入院したよ 精神的にも不安定で 月曜日旦那さんが謝罪に来るそうだよ」ギチギチのスケジュール 6時過ぎかな 
「六時なら大丈夫です 後は難しいですね」ナチもだよって 了解しました
「先生 明日の案件はパソコンに 確認宜しくお願いします お疲れさまでした」思ったより時間がかかった お昼は食べれなかったから
「ナチ 話せる?」行くよって 車で来たし困るなどうしよう 乗せてくれる運転するからって言われても このまま帰してくれないかな 傷なんてかすり傷家帰ってゆっくりしたい
「明日ではダメですか?」なんか用事?冷たい声 無いけどじゃあせめて
「私が運転します どちらまで?」有名なフレンチレストランの名前 了解しました 無機質に答える

車の中では一言も話さず店に到着
「先生着きましたよ」に聞こえないふり 子供かよ
なんだかイライラしてきた 何で我慢しなきゃなんないんだかわかんないし 仕事は終わったし
「帰りますよ先生」ごめん八つ当たりだなってため息
車から降りゆっくり歩き出した もう何で八つ当たり?人の機微などわからない 相談も出来ないし
恋愛なんてわからない 何が正解?試験なら結果がわかるのに


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