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第10章 隼人と要、菫さんにカミングアウト

「じーには敵わないな？

さぁ、婆さんの所に行くとしましょうか？」

じー「菫様に、婆さんはお止めください。

お分かりですね？」

隼人「分かってるよ(笑)ここだけの話だ(笑)

さぁ、菫さんに会いに行きますか？」

「こちらでございます。」

迎えの車まで、案内所してくれた。

隼人「じー、相変わらず婆さん元気か？」

じー「お坊っちゃま、『婆さん』は、

今から止めておかないと、菫様の前でも出ますよ。

じーは、知りませんよ。」

隼人「ははは、それは言えてる。」

じー「菫様は、何方よりも

お元気でいらっしゃる。」

隼人「ちょっとは、婆さんらしくならないかなぁ？」

じー「隼人坊っちゃま、またダメですよ！」

隼人「はいはい、申し訳ございません。(笑)」

真「近藤さん、菫さんは私達の

お見合いを計画していたんでしょ？」

じー「真様、私の口からは、

何とも申し上げられません。」