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第10章 隼人と要、菫さんにカミングアウト

彩香、どうしてだよ？いろんな事が頭を巡り

真は、パニクっていた。

舞ちゃん？誰だよ？そんな友達いたのか？

俺は、彩香の事何も知らないんだな？

帰りたくなってきた。

今日、友達になった？そんな奴信用できるのかよ？

彩香、聖夜にはめられたんじゃ無いだろうな？

妄想が膨らんで、心配で

おかしくなりそうな真だった。

聖夜が、その舞ちゃんに惚れた？本当か？

彩香とそっくり？そんなバカな？

彩香は、唯一無二の存在だ。そっくりって、

そんなの信じない。彩香に、一旦電話を切られて

またかかってくるまで、色々妄想が膨らんで、

心配で心配で、菫さんの事、隼人の事、

話すことはいっぱいあったのに、

そんなこと吹っ飛んでしまって、

それどころじゃなかった。

結局、言っておかないと、

後で彩香に怒られるに決まってるのに

そんなこと考えられないほど心配していた。