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第25章 真の腕の中

彩香もお腹空いていたから、ふぅふぅしながら

パクパク食べた。

あっという間に食事が終わった。

「珈琲入れるね」

「ありがとう。ちょっと要に電話するね」

「分かった。」彩香は、キッチンに

珈琲を入れに行った。

真は、ソファーに座って要に電話をかけた。

ルルルルルゥ～

「真か？彩香ちゃん大丈夫か？」

「要、心配かけたな。彩香は、熱も下がって

元気にしてるよ。昨日は聖夜が来てくれたんだ。」

「そうか、良かった。昨日、電話しといたぞ。

優に、お前からもう一度電話するからと

伝えておいた。だいたいの話は伝えたし、

会社の人事で分かる林のプロフィールを

メールで優に送っておいたから、

調べてくれてると思うよ。」

「ありがとう。今から、優に電話するよ。」