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 ロリ放題の世界
第1章  ロリ世界へ出発!


―― 第1章 ロリ世界へ出発! ――


 俺は二流大学を卒業後、就職して一人暮らしを始めたばかり。
 勿論会社では真面目に仕事をしているが、家に帰って勤しむのは、ネットで少女の画像を見ること。
 これは正当な趣味なのだ!
 誰にも迷惑を掛けていないし、現実とネットのわきまえは出来ている。
 地震だ! 結構大きい!
 すぐに揺れは収まったが、横揺れのせいでクローゼットの扉が開いてしまった。
 他に何の被害も無いのに、なぜそこだけ……。
 俺は開いた扉を閉めようとして、中の床にある大きなシミに気付いた。
「何だ? これ」
 そこを足で擦ろうとすると、体が吸い込まれていく。
「うわあ!」
 声を上げたが、俺はその中に引き込まれていった。


 俺の後ろには、城壁のような壁に木製の扉がある。
 そこを開けて見ると、俺の部屋だった。だが周りは、中世のような町並み。
 まるでRPGの世界のよう。
 夢か?
 扉の向こうは俺の部屋ですぐ帰れる。俺は町を探索してみることにした。
 町は繁華街のようだ。俺は、その一件の店の前で自然に足が止まる。
 キャバクラのような店先の看板には、俺好みの可愛らしい女のコ達の写真。
 どう見ても全員、10歳から14,5歳にしか見えない。こんな若いコを使うのは違法のはずだが、堂々と看板を出しているなんて。
「お客さん、どうですか。可愛いコばかりでしょう?」
 呼び込みらしき男に声を掛けられ、俺は戸惑った。
「1時間たった50円」
「50円!?」
 俺の聞き間違いかと思い、周りを見渡す。
 その正面にある店は肉屋で、牛肉100gが5円と書いてあった。
 物価が違うんだ!
「ちょっと待ってて」
 夢でもいい。このチャンスを逃すものかと、俺は部屋へ戻って財布を取って来た。
 途中で見た店も、色々な物が数円の単位。俺の世界の100分の1。
 俺はすぐに戻り、あの店に入った。
 中はピンクやレースの世界。
 黒分に案内されたボックス席のソファーに座ると、すぐに女のコが前に座った。
「初めまして、リイナです」
 少女がにっこりとほほ笑む。どう見ても、小学生にしか見えない。
 フリルがたっぷりついたピンクの衣装を着ていて、まだあどけない面持ちだが、大きな目と長いまつ毛に口角の上がった唇。
「お兄ちゃん……でいいですか?」

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