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ロリ放題の世界
第6章 ロリ全開!
その世界では、買ったぬいぐるみの包装はしないようだ。それを持って町を急ぐのは恥ずかしかったが、結菜の為なら仕方ない。
「お兄ちゃん! お帰りなさいっ」
「はい、プレゼント」
「えっ? いいの?」
笑顔で頷くと、結菜がそれを抱きしめた。
「お兄ちゃん、ありがとう」
ぬいぐるみを置いた結菜が、嬉しそうに抱き着いてくる。
「結菜ちゃんは、時間までここで遊んでていいよ。延長しとくから」
「帰っちゃうの?」
名残惜しいが、この時がいつまでも続くわけじゃない。
俺は、結菜に1000円札を握らせた。
「店の誰にも、内緒にしなね」
「こんなに?」
「今日はありがとう。じゃあね」
俺は結菜の頭を撫でてから部屋を出た。
延長料金の200円と、一番立場偉そうな黒服にもこっそり100円を渡し、結菜があと3時間以上部屋にいられるように頼んだ。
店を出て、溜息をつく。
今まで同じ場所に来たことは無い。二度と会えないのは残念だと思いながら、自分の部屋へ戻った。
第7章へつづく