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ロリ放題の世界
第9章 酔っ払いエロロリちゃん
指名されて売り上げを伸ばす為、フルーツの盛り合わせを最初に頼むコが多いのに、なんていいコなんだ。
感動して、俺は黒服を呼ぶと一番大きいフルーツ盛りを頼む。たった100円だ。
「えー。大きすぎて、2人じゃ全部食べられませんよぉ?」
「いいよ。残せば」
サラが前にいた店の話を聞きながら、サラは何杯呑んだだろう。俺もいつもよりは呑んでいるせいで、2本目のボトルを頼んだ。これでサラの今日の売り上げは、初出勤にしては凄いだろう。何だか俺の方が嬉しくなる。
「サラぁ、この店を紹介された時は、嬉しかったけどぉ、働いてみたらぁ、緊張しちゃってぇ」
サラの口調が怪しくなってきた。
呑んでは欲しいが、泥酔はして欲しくない。俺も多めに呑んだせいで、さっきから股間が疼いてくる。元々酒には強いから、まだ酔っているとは言えないが。
「ねえ、サラちゃん? 個室、あるんだよね? そろそろ行かない?」
「はあい。まずは、個室からでいいですかぁ?」
「一気に、最後の部屋、みたいなトコでもいいの?」
今までは女のコから誘われ、何となく順番に進まされていた。
「はいっ。ここではぁ、秘密部屋って言ってぇ、一応、内緒みたいですぅ」
俺はすぐに黒服を呼んで、秘密部屋、と言ってみる。
「承知致しました。では、全てのお会計を先に……。この後の3時間のお部屋代を含め、1080円でございます」
この世界にしては高い。財布を見ると、千円札が無かった。後は小銭か、万札だ。
用意してきた小銭じゃギリギリ足りないから万札を出すと、黒服もサラも驚いている。
「釣銭を揃えて、すぐにお部屋にお届け致します」
万札は、この世界では100万円。100万円札なんて、俺の世界でも存在しないのに。
数人の黒服達が、テーブルの物を運んで行き、俺とサラは別の黒服に案内されて秘密の部屋に着く。
豪華。その一言に尽きる。
俺の世界の、高級マンションのよう。床は毛足の長い絨毯。中央に大きなベッドがあり、その上にはシャンデリア。奥の風呂場はガラス張りで、大きな浴槽が見える。端の豪華なテーブルとソファー。そこにはさっき頼んだ物が綺麗に並べられていた。