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ネトラレレ
第2章 運転席の男(ヒト)
「その後は?」彼は少し苛立ったように彼女へ言葉を投げかけた。

「また近づいたら言うわよ」

 彼女は車の窓を少し開け、見た目ほど涼しさが感じられないしっとりとした盆地の風を車内へ通した。



「外の空気、暑くない?」

「それがいいんじゃない。田んぼのにおいが懐かしいなぁ」

 車内には濡れた土と青い苗と、何かはわからないが田んぼではしゃぎ回っている生き物の混ざり合った田舎の匂いが流れ込んできた。

 暑いけど、懐かしいようなそんな匂いだった。
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