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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第5章 指定避難所だから・・・
『ありがとう。・・・だけど
私も一応、オトナだから

あ~・・・この間は、本当に
すごく迷惑かけちゃったけど

そんな…心配してもらうほど
心配・・・ないから』




ピキピキ・・・




『おぅ……ハタチ超えてりゃ
ガキでも一応オトナだかんな。ケッ』



『・・・・・』





・・・?




なんか・・・〃ムッ〃って


一瞬、すげぇ殺気が?




『・・・なにょ…っ』





あれ?



なんか俺・・・コイツに


やたら恨みがましそうに
睨まれてねぇ?



『ガキは・・・どっちよっ。

黙って聞いてれば、そっちこそ
失礼だし、ぶしつけだし!

どんだけガキなのよっ?!
生意気なやつ!!!』









は・・・?!







いや・・・




何を

どうまかり間違ったら

俺が〃生意気〃なんだよ?







見下ろすとマリアは

幼顔をプックリとふくらませて
俺を少し…

だいぶ睨んでた。


(あ、頬袋(笑)リスみてぇ)






『は?…おま…えさ・・・

てか、お前さ!?
ぶっちゃけ言うけど何なワケ!?

なんで要所要所
ちょいちょい上から目線なワケ!?

いくらガキでもよぉ?!少しくれぇ
敬語とか習わなかったのかぁ?!』








この間から
溜め込んでた(?)モノ…

本音が……心根が…

少しばかり

暴発した。




そして暴発後に察した




あぁ……コイツ


若くして結婚して


なんつーか

大人になろう大人になろうって
意識しすぎて

なんか…無理しちゃってたのかもな?




大人どころか

むしろ精神年齢

メチャクチャ低いのかも……。




あ~~……やっちまったぜ?


ガキの言うこと
真に受けてねぇで


俺が


オトナになるべき…

オトナの対応とるべきだったぜ(苦笑)






・・・ってちょっと待てよ?




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