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第29章 果たされぬ・・・約束

『～～…ぷはっ・・・ﾊｧ…ﾊｧ…』



『～～・・・ﾊｧ…ﾊｧ…』









『んふふっ・・・止まってくれた♪』







『目的は・・・なんだ？テメェ・・・💧』








『泊めて・・・？』










『最初から・・・そう言え』









『えっ？！…いいの！？』









『断る』









『・・・。・・・ｽｩ～～・・・』







『・・・！？、わわわ・・・バカっ』






再び深呼吸して

発声に向け、空気を大量に含む

その恐ろしい口を塞ごうとすると…







『ふふっ・・・ジョーダン♪』







『～～・・・』








『電車だってないしぃ…』







『そりゃ、このクソ田舎だからな…』









『今日だけ泊めて・・・お願い？』






『断る・・・お前に何の義理もない』









『・・・ひどい・・・、っ…っく…ぅっ』







しまいにシクシク泣き出すオンナ






『あのなぁ…』








『ひどいょ…っう…っう』






『～お前な…
泣きゃぁ何とかなるとか思ってんのか？！

そうやって、泣けば
男はうろたえて

お前の思う通りになるとか
そう思ってんのかぁ！？』





『っ…っ、ひっく・・・だって…ぇ』






『だって、じゃねぇっ！！』


〃・・・ったく〃






なんで俺…見ず知らずの小娘に

道端で説教タレてんだよ？！







『常識的に考えて…おかしいだろ…！？

夜中に…知らねぇ人間つかまえて

追っかけ回して泊めてくれだなんて』







『っ…っく……ごめんなさい』







『わかったら・・・さっさと』






『だって・・・』






『うっ・・・;💧、あのなぁ～～…』








『帰るお家がないんだもん・・・！！』











それ・・・サイアク