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第30章 翼を・・・ひろげて

タイトル : 幸せのものさし


人の幸せって多種多様で

上にも下にも…縦にも横にも

無限大だ


大切な人にとっての幸せが

自分にとっての幸せであったら

それ以上に幸せなことはない







タイトル : 紙の上の関係


ペーパードライバー
そんな言葉に便乗したくなる人間

ペーパーダンナ、と
軽蔑し揶揄したソイツを

心では嫉妬に狂うほど羨んだ自分

だって…ヤツは

俺の本当に欲しいものを
当たり前に持っていた

大切にもしない…飾りや人形みたいに












時には幸せだったことを綴ったり

また時には、悲しみや怒りをぶつけたり

それはそれは勝手気ままに

自分の書きたいことを書いていった




世の中に溢れてる

SNSで、やれどこに行った～だの

何を食った～だの

写真あげて書いてるブログやなんかと同じ

そんな感覚で



俺は自分の過去や心を

解放していた





俺が…俺の過去と向き合うように



俺が…自分自身を振り返り



自分を見つめるように



・・・。






タイトル : 自由…

誰よりも…広い大地と青空が似合う人


それなのに

羽をもぎ取られて

狭い世界に閉じ込められてた人…

お前を閉じ込めてる鳥かごを

この手で叩き割ってやりたかった

そうしたら…お前の

本当の笑顔が

満開の、あの笑顔が見れるって

俺は信じてたんだ






タイトル : 罪


人を愛することの罪…

どんなに愛していても罪

誰が誰を愛しても自由…なんかじゃない


ちっともなかった・・・



そんな〃自論〃なんかじゃ

守れなかった



だけど、愛する気持ちだけは

どこで誰が誰に向けていても

あたたかい気持ち



俺は…そう思う