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第30章 翼を・・・ひろげて

タイトル : 命を慈しむ心


救えなかった・・・俺には守れなかった

だけど、それ以上に
アイツが・・・誰よりもそう思ってる

愛されながら失われた命

親に虐待されて失われる
そんな命よりは…うんと幸せな命だった

少なくとも俺は…そう信じて
今年も手を合わせる


君は・・・お母さんに

心から愛されていたよ








タイトル : 絶望のち希望


夢も希望もない、そんな風に
嘆くこともある

だけど俺は希望を捨ててほしくない
アイツにも…見ず知らずの誰かにも

できると思わなきゃ出来ない
俺は…やっぱり希望を持ってる

それが…永遠に果たされぬ約束でも

何百年…何千年先の出逢いでも
あの世での出逢いでも

俺はそれでも…
俺も、ソイツに逢いたいと思う

だから希望を捨てないで生きてる

だって…アイツに
恥ずかしくないように生きたいから









タイトル : 幸せだった


どんなに愚かでも
どんなに絶望に追いやられても


君がいた

それだけで幸せだった


ごめん

俺は…やっぱり幸せだった


愚かだろ？





タイトル : 自分を守ってくれ


何を後回しにしてでも良い
誰を裏切ってでも良い

あんたの人生をメチャクチャにする
そんな男からは逃げてくれ

頼むから一秒でも早く…逃げろ
ソイツは変わらない

あんたの心がどんなに真っ白でも
ソイツの心を白くは出来ない

頼むから…自分を犠牲にするな
あんたが幸せでなきゃ

あんたを愛する者は
誰も幸せじゃない



二度と戻らない一瞬に
俺が永遠に後悔している事だ

引きずってでも…アイツを
初めから逃がしていれば

ごめんな







タイトル : 約束

守れなかった約束…

ごめんな

ウソついてばっかだったな





『・・・』


ｶﾀｶﾀｶﾀ・・・ｶﾀｶﾀｶﾀ


誰にも言えなかった想いや

本人にも言えなかったこと

そんな言葉を

暇さえあればブログに吐き出して行った