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第5章 指定避難所だから・・・

『もしもし…うん。うん・・・』




俺の元に

一本の電話が入ったのは



あの合コンの日から・・・


あの、どうにも
やりきれない気持ちになった

あの日から

程なくしてのことだった。








『ごめん。・・・会っちゃった』





喜ぶことでは・・・ない。




一番望んだこととは違った。







一番の願いは・・・








二度と会わないこと









『いいんだよ。ここは・・・』












悲しいことだけど…














『ここはマリアの・・・指定避難所だから』













再会の時は、来た。