この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第8章 ゆるされぬ想い・・・
『そんなの・・・絶対にちがうとおもう』




マリアが

見たことないくらい
真剣な目…と言うか


まっすぐに・・・

つよいまなざしで俺を見ていた。






『お母さんは…そんなこと絶対に…
これっぽっちも思っていないと思う』



『・・・マリア?』





その瞳の力強さに…
俺はしばらく硬直した。





『ゆぅちゃんは…
ユウトくんは…お母さんにとって

大切な〃お母さんの子〃だと思う。

何物にも代えがたい…
尊くて大切な
大事な大事な息子だと思う』





『・・・』






『お母さん思いで…妹思いで…

優しくて、つよい…最高の

自慢の息子だって思ってると思う!…


そんな息子を…
ゆぅちゃんのことを

お母さんが、そんな風に
思うわけないよ!…』





マリア・・・どうしたんだよ

お前、そんな。







『生みの親が誰であろうと
育ての親がなんだろうと・・・』






『・・・』





『あなたは・・・あなたじゃない』

/1222ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ