この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第10章 ダメかな・・・?
『(笑)ボロって言うなぁっ!!
贅沢言ってらんないんだから;💧』


マリアが笑いながら
頬を膨らませた(笑)




錆び付いた階段を一緒に登る。






『住めば都♪・・・まぁまぁ
中を見てから言って下さいょ♪(笑)

私、結構気に入ってるんだからぁ♪
…んしょ、~どうぞ入って?』




マリアがイキイキした表情で
ドアを開けた。





『オジャマします。…~へぇ』





外観に対しては
わりとキレイな内装だ。






『でしょっ?(笑)』




マリアが得意気に笑った。





『座って座って~、お茶煎れるね♪』






狭いワンルーム

殺風景な部屋…




折り畳みテーブルで
向かい合ってお茶を飲む。




『は?…ここで、その家賃て
高くねぇ?!割に合わねぇぞ?!!

どこのボッタクリ不動産だ?!
大丈夫か!?

ボロだしよ?!駅からも遠いし?
せめぇーしよ?!』




なんて話に始まり
俺はすでにマリアを心配する





『…言いたい放題ね;💧ゆぅちゃん(笑)

~ん、それがそうでもないのだ♪…

お風呂トイレ別だし~二階だし

駅は遠いけどお店は近いし♪

あ、内装は少し
リフォームしてくれてるから
外観よりはキレイで快適でしょ?(笑)

あとは・・・ね
〃保証人不要〃物件…って絞って
探したから

どこも家賃は割増になっちゃうんだ』





なるほどな・・・


でもマリア

本当に一人で、自分の力で
やったんだな。





『・・・まぁ納得した。

~でも、セキュリティ大丈夫か?

女の一人暮らしなんてな
余程気をつけてねぇとさ…~』



『フフフン~♪良い質問デスネ(笑)
決め手がもうひとつあったんだった

ここね、大家さんが上の階に住んでるの
すごく親切で優しいおばさんでね

あ、家賃も少し下げてくれたんだよ♪
管理もしっかりしてくれてるらしいから…』




『へぇ、マジか?…でもってそれは

つまり・・・?』





『ん…まぁ、その

ちょっとしたセ◯ム代わり……かなっ?(笑)』






『ぶふふっ・・・!!!』




これには思わず吹き出し

そして感心してしまった。


マリアはちゃんと考えて




そして



しっかり者だな。
/1222ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ