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第10章 ダメかな・・・？

量販店や均一ショップやらを
ハシゴして
二人で両手いっぱいに荷物を抱えて帰る。



『フゥ～～～・・・どっさりだな？(笑)』

『へへ…ごめん、重かったでしょ？
ありがとう！助かっちゃった』



大量の荷物を床に広げて
マリアはご機嫌だった。



『何すんの？』

『ふふふっ・・・～まぁまぁ
ゆぅちゃん♪』


マリアは器用に手を動かしながら
買ってきた小物や収納グッズを
くっつけたり飾ったりしている。




チョキチョキ・・・ペタペタ


・・・



チクチク？・・・




『・・・なんだそれ？』

『ﾌﾌﾝ♪カーテン！』





手芸屋で熱心に見ていたレースを
縫い合わせて
得意の100均グッズとやらと合体(？)





『ん～～～・・・！！と、どかない』




ひょこひょこ背伸びしながら
必死こいてカーテンつけようとしてる。



…しまいには

窓の縁に登りついてやがる(笑)



ちょこまかと便利なやつだな？



あ～～あ～～あ・・・




そんなんしてたらさ…ゼッテー…







『ぅっ…わぁぁぁっ！！？』








そりゃ落ちるよな？(苦笑)







『…っ！』



ナイスキャッチ俺・・・(笑)






『～～～・・・っ！！』


『ぷ・・・かしてみな？』





キャッチしたマリアを
とりあえず床に降ろして…







『・・・(恥)』

『ｸｽ・・・ここ？くっつけんの？』






『・・・ぅん。ありがと』


マリアが赤面して俺を見上げた。





『こんな感じか？…
～～お、中々いいじゃん(笑)

ふふ・・・マリア

荷物持ちと〃脚立〃探してやがったな？(笑)』



『ちょ・・・まだ言う？！
～～～いいじゃない、ゆぅちゃん
背おっきいんだからっ・・・』



『お前がちっちぇだけだ(笑)♪』







なんて・・・言いながら
振り返る頃には





トンカン カンコン





・・・？




・・・・・・





『・・・・・・？！;💧』